症例のご紹介

2013年4月21日 日曜日

胆嚢粘液嚢腫による黄疸で胆嚢切除をしました。

先日、黄疸と肝障害のある犬の胆嚢切除を行ないました。
胆泥がつまって黄疸がでていまう病気で、最近増えているような気がします。


今回のケースはまだ胆嚢破裂は起こっていなかったのですが、胆嚢と周囲脂肪組織、横隔膜、胃などの周囲組織との癒着も激しく、かなり長期間、胆嚢炎が起こっていた事を示していました。
癒着を何とかはがし、さらには胆嚢を肝臓から剥離して胆管頚で結紮して切除。胆泥が詰まっていた胆管を洗浄して手術終了です。


胆嚢破裂や胆嚢炎が続くと癒着によって手術が大変になるため、早めの手術を考えたいものです。。。







投稿者 西京極どうぶつ病院