症例のご紹介

2014年6月 8日 日曜日

最近の症例から〜犬と猫の子宮蓄膿症〜

夏のような暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
これからますます暑くなっていくのかと思うと、少し気が滅入ったりもします。。。


最近、子宮蓄膿症のワンちゃんやネコちゃんが続けざまに来院され、手術する機会があったので紹介してみたいと思います。
いずれも中高齢で、猫だけは何度か出産経験のある子でした。
病状は様々で、ほとんど臨床症状もなく元気な子から、数日ご飯を食べずにグッタリしている子、多飲多尿という症状が少し前からみられたという事が多かったです。


たくさんお水を飲むという症状は見逃される事が多いのですが、子宮蓄膿症や腎不全、糖尿病や副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)のようなホルモン疾患、尿崩症などの病気でよくみられる症状なので、おかしいと思ったら早めに動物病院を受診される事をお勧め致します!

猫の卵巣・子宮


大型犬の卵巣・子宮


小型犬の卵巣・子宮

投稿者 西京極どうぶつ病院 | 記事URL