症例のご紹介

2013年2月27日 水曜日

犬の子宮蓄膿症

先日、子宮蓄膿症の犬が来院しました。
数日前から、異常にお水を飲むようになり、前日から外陰部よりオリモノが出ているという主訴で、血液検査にて白血球やCRPというような炎症マーカーの上昇、超音波検査にて子宮の重度の拡張が見られました。
全身状態改善のために十分な補液(静脈点滴)を実施し、卵巣子宮摘出手術を行ないました。写真のように子宮は全体が腫脹し、一部で炎症によって大網と癒着しているところもありました。


子宮蓄膿症は中高齢の犬で発生しやすく、出産経験のない未避妊雌で多い疾患です。診断が遅れると腹膜炎や敗血症などによって亡くなるケースもあるため、早期診断・早期治療が大事です。
また、この病気を予防するためには避妊手術で卵巣・子宮を摘出する事が有効です。。。


また、この病気は犬だけでなく、猫やウサギ、ハムスターなどでも比較的よく見られます。ハムスターの避妊手術はあまり勧めていませんが、猫やウサギでは病気になる前の手術をご検討いただければと思います。



投稿者 西京極どうぶつ病院